心優しい 有機の酒「和の月」
‘08年5月17日 茨城県 月の井酒造 坂本敬子氏
当店に来店いただきました
自ら書かれた文藝春秋刊「さいごの約束 夫に捧げた 有機の酒 和の月」を
読んで、お会いできるのを楽しみにしていました
ご主人をなくされた後、月の井酒造の社長として蔵を守っておられます
自ら経験なされた辛い思いが「有機の酒 和の月」を作り出されたように思います
生命の尊さ
化学肥料を廃した有機栽培による米つくり
そこには大地に息づく微生物の活性、無農薬栽培による自然への配慮があります
製造工程においても通常の3倍の時間をかけた酒つくり
癌に蝕まれるご主人の看護の中で、全く酒造りに疎遠だった敬子氏の
生命に対する挑戦、
酒銘「和の月」に使われているご主人の名の一文字からもうかがえます
生命の尊さ、食品疑惑が取り出される今日
一途に守られる大切な心
清楚な容貌・優しい心がこのお酒に表現されています
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