秋鹿酒造 NHK「鶴瓶の家族に乾杯」
11月5日 NHK「鶴瓶の家族に乾杯」にて秋鹿酒造が紹介され
大きな反響を呼びました
大阪の地酒として30年間にわたる長い取引をかんがみ非常に嬉し事です
地酒である以上 その蔵の持ち味があってしかるべき
秋鹿酒造は山里の酒として酸を効かせた辛口を持ち味とし
どちらかと言えば古風な酒通が好む持ち味を持っています
今回の放映に際しては、熟成酒「奥鹿」が紹介され
日本酒の熟成という新たな分野に触れられた
とても良い機会だと思います
いまだにレッテルに記載された蔵出し日と製造日との区別もつかない方が
多く見受けられます
古酒の日付けは、ワインに見られる年代物をどう解釈されるのでしょう
(私たち小売店側にも、それに答えられない嘆かわしい店もあることも要因ですが)
時代の中で人気を博す味が創造され
かつては、新潟酒 辛口がもてはやされ
付け香をした吟醸酒がもてはやされ
今は旨甘い酒がもてはやされています
全国には1000社の蔵元がありそれぞれ自分の蔵の味を消費者に
でないと地酒蔵の意味がありません
人に色々個性があるように蔵ごとにそれぞれの味があってしかるべき
(蔵元も時代の流れに追随するような、流行りの味を追求するのは如何なものかと
また小売店においても、自分の信念なく流行りの酒ばかりを追いかけるのもしかり)
今回の秋鹿酒造にて紹介された熟成酒「奥鹿」
日本酒の熟成という分野にも目を向けていただける
良い機会になったのではないかと
日本酒を愛して下さる皆様に期待申し上げます。